11月15日


○小テストの時、後ろ二列を座っていけなかった理由がよくわからなかった です.
後ろの方が黒板が見やすいのでちょっとショックでした.


「正直者が馬鹿を見る」にしないための、カンニング予防です.
ほとんどの受講者がまじめに取り組んでいると思っていますが、
だからこそ、まじめな人が損をしないように今後も対策をとっていきます.

○英語が読めません.

平成17年11月15日付けの朝日新聞に興味のある記事が掲載されています.
『英語を使う女性年収40%高い』 詳しくは記事を読んでいただくとして(ちなみに男性は18%高いそう)、 年収が高いことが全てに優先して良いことなのかどうか、 それは個人の価値に依存するとも思いますが、
こういうこもとあり得るということで、是非頑張ってください.

○この前、応用解析のページを初めて見た.
このコメント用紙のところを見て、他の人がどう考えているのか分かったし、 内容も面白かった.
これからも続けてもらいたい.


色々な人の様々な考えを知ることはとても良いことで、 それに気づいたのはとても素晴らしいことだと思います.
コメント用紙での意見に対する返信は続けます.
もちろん.

○iとかjとかのもっとかっこいい書き方はないですか?

かっこいいのが良いとは限らないので.
ベクトルであるということを認識してもらえるのは重要です.

○最近、 基礎を身につければ他の分野・ 教科にもいかせるということを実感することが多いです.

大事なところに気づいていると思います.
素晴らしい.
これからもこの調子で行けば、大丈夫、と思います.

○なにをやっているのかよくわからないけど答えは出る.
このままじゃダメかも.


その通りですね.
答えが出ることよりも、なにをやっているのか理解する方が大事です.
どこが分からないか、まず自分でクリアに言えますか?

○講義でやっていない計算方法やら定義やら使うのでしたら、 出来ればプリントによる詳しい説明が欲しいです.

「講義でやっていない計算方法やら定義やら」 というのが何を指すのか分かりませんが、 もし外積のことをいっているのでしたら、 指定の教科書に詳しく載っています. そして、載っていること自体は、 講義中にもお話ししました. 多分、君なら気づくことが出来るはず.

○コメント書く時間なくて.
あー何書こう・・・ 復習と宿題がんばります!


あー何を書いてもいいですが、 少なくとも復習もしてください.
宿題も頑張ってください.

○外積が難しく感じた.

どこが難しいでしょうか? もう少し具体的に難しいと思ったところ、 書いてくれますか?

○今回の小テストでiとjを定義しなかったのですが、 ちゃんと定義をした方がいいですよね?
しかし、 小テストでは答えを書ところしかないのに どこにその定義を書けばいいのですか?
それか、 小テストの場合はあらかじめ問題文でiとjを定義しといてもらえればあ りがたいのですが・・・.


小テストでは、完全な答案を書くほどの時間は確保できないので、 「教科書の解答に断りなく使われている記号」なら説明なしでも構いません.
小テスト以外では、 「迷ったときには書く」にしてください.
「広く一般に使われている説明不要の記法」なのか、 「そこまで定着しておらず、各自で説明を要する記号」なのかは、 経験を積まないと判断しづらいかもしれません. 迷ったときは書いておく方が安全です.

○前のじゅぎょうが活用できることが多く、 やはり復習が重要だと思った.

その通りです. これからも復習してください. そして、予習もお願いします.

○今日は普段よりマイクのノイズが多かった気がします.

そうでしたか. それは失礼しました. 次回からは、講義中や演習中などに注意してもらえると助かります.

○計算はある程度できるようになりましたが、計算課程を詳細に書くことができませんので、
週に1問くらい詳細に書く練習をお願いします.


詳細に書く練習は自分でやるものなので、自分でお願いします.

○normal lineについてが不安の原因のようです.
line=線であるうえ、3本の式で解が求まる辺りを復習したいと思います.


教科書のp.881付近をよく見てください.
ある点P0(x0,y0,z0)を通り、ベクトルvに平行な直線の求め方が出ています.
今回の講義でやったのは、その応用です.

○前回の宿題提出者が見れないと書いた件ですが、 端末演習室にて見ることができました.

それは良かった.

○寒かったので体力を消耗し、 集中して講義を受けられなかった.

寒かった? すみません. でも、冬山じゃないんだから。。。。 温度については、講義中や演習中に言ってください. いずれにしても、次回は寒くならないように、 もっと燃える授業にしたいと思います.

○問題を解くことはできるのですが、 全く意味を理解していないので、 予習復習をしっかりやって、 どんな問題にも対応できるようにしたいです.

そうですね. その姿勢が大事です. そして、コメント用紙に書くだけでなく、 実行することも大事です.

○最近の問題としては、 ノートを取っていて気がそっちに向いていると、 先生の話が理解できなくなること.

予習をしていますか?

○接平面だとか、それに直交する直線だとか、 相変わらずイメージがつかめてません.

うーん、困りましたね. まずは、絵を眺めてみたらどうでしょうか. 教科書をじっくりと読んでいますか?

○小テストは復習になるからいい.

まさにそれが狙いです. 今後も復習を続けてください.

○微分積分学と物理学(特に力学)が密接に関連していることを考えると、
いきなり電磁気学の言葉が出てきてもおかしくないなと思います.


その通りですね. すばらしいコメントです. よく分かっていますね. この調子でお願いします.

○ベクトルの表し方はi,j,k,u,v ([註]コメント用紙には太くかいてある) のような形でいいですか?

それでも良いです. 次回の講義で書き方講座をやります.

○解き方さえ覚えれば楽だが、 まだ本質的な理解が不十分な気がする. 外積とは何なのかピンとこない.

外積については、教科書のp.873付近を再度参照してください.

○復習の重要性を再認識.

その通り.

○外積は初めて知りました.

誰もが最初は初めてなので、大丈夫です.

○12.4の3が特別なのは、2つのベクトルが平行だから.

その通りです.

○復習をしていなかったので、前回やったとこをすっかり忘れてしまってい た.

それでは、次回からは復習を忘れずにやってください.

○小テストがだんだん難しくなってきた.

復習をしていますか?

○理解できるとうれしい.

そうですよね.
理解できると嬉しいです.
そして、僕たちは理解してもらえると嬉しいです.

○tを定義しなくてもいいのか.
tの存在がよく分からない.


講義中でも話しましたが、tは媒介変数(パラメータ、parameter)です.
高校でも出てきていると思います.
演習問題では、find "parametric equation" などのように、 parametricという表現が用いられます.

○14.6のexample 3の答えに"t"が説明なしで、出てきていますが、 試験の回答ででこのように回答してもいいですか?

上の質問に対する解答でも説明していますが、 tは媒介変数で、この教科書では既に定義されています. (なので、この例題の解答では明示的に示されていないとかんがえられます) 試験の解答では, 少なくとも「tをパラメータとして」と付け加えるようにした方が良いでしょう.
「tは任意の実数」なり、「0<=t<=1」なりと具体的に範囲を書くと, さらに丁寧になります.