• 横書き文書なので jarticle を使う. 見本では 12pt を指定した.
          \documentclass[12pt]{jarticle}
          
  • \title, \author, \maketitle を使う. プリアンブルに,
          \title{大統領就任演説}
          \author{J. F. ケネディ}
          \date{1961年1月20日}
          
    とし,本文で
          \maketitle
          
    とすればよい.

  • ただ, 文書1ではタイトル (大統領就任演説) に 脚注がつけてある. 脚注をつけるには,\footnote{} を使う. 具体的には,
          \footnote{この文書は....}
          
    とすれば良い.

  • 脚注内にある C を○で囲んだ文字は特殊記号の一つで, copyright がついているという意味. テキストに出ているので各自で調べよう.

  • アンダーライン関連
    • 基本は
                  \underline{下線を引きたい部分}
      	    
      とする.

    • \uline{} を使っても良いが, この命令を用いるためには, ulem.sty というパッケージを使うことを 明示的に指示しなければならない. 具体的には,プリアンブルにおいて,
                  \usepackage{ulem}
      	    
      とする. 意味は,ulem というパッケージを使います (use package) ということ.

    • 二重下線は \uuline{},訂正線 \sout{} でいける. 本来は,これらも ulem を usepackage して使う.


  • 箇条書きは,itemize 環境を用いる. 使い方は
          \begin{itemize}
            \item 一つめのアイテム
            \item 二つ目のアイテム
          \end{itemize}
          
    のようにする.もちろん三つ以上を 箇条書きしたいときは, \item の行を続けて書けば良い.

    • \item の中で, 下位レベルの箇条書きを設定することもできる. 具体的には,
                  \item 両陣営は現代兵器の過大なコストに苦しみ、
                         \begin{itemize}
                          \item 死をもたらす原子力が着実に拡散していくのに
                                まさに恐怖をおぼえながらも、
                          \item 人類の最終戦争を押しとどめている
                                不確かな恐怖のバランスをくずそうと
                          \item 互いに競争しているのである。 
      	    

    • \item の後には,必ず空白を空ける.


  • 数字による箇条書きは, enumerate 環境を用いる.
    使い方は itemize 環境とほぼ同様. 詳しい使い方はテキスト参照.

  • 途中からの二段組は, multicols 環境を使う. この場合, multicol を usepackage する必要がある.
    詳しい使い方はテキスト参照.

  • 文字に色をつけるには, \textcolor を使う. この場合, color や graphicx を usepackage する必要あり.
    詳しい使い方はテキスト参照.

  • 引用 (文書1で言えば, 「敵であろうが味方であろうが・・・」の部分) するには,quote 環境を用いる.

  • 文字を大きく or 小さくするには, \Huge, \LARGE, \large, \tiny などを用いる.
    詳しい使い方はテキスト参照.

  • 文字を太くするには, \textbf{} を用いる. 太くしたい部分を \textbf{ と } とで囲めば良い.
    詳しい使い方はテキスト参照.

  • 最後にマージンの調整をしておく. プリアンブルに
          \addtolength{\oddsidemargin}{-20cm}
          \addtolength{\evensidemargin}{-200cm}
          \addtolength{\textwidth}{400cm}
          \addtolength{\topmargin}{-20cm}
          \addtolength{\textheight}{30cm}
          
    などとしておけば良い. 上の例では数値を適当にしたので, 各自で調整すること.