2012年10月17日 第3回
イオンチャンネルという言葉をどこかで聞いたことがあったなと思ったのですが,
前期の情報素子(内田先生)のMOS-FITで習ったことを思い出しました.
脳の構造もPC等のトランジスタの構造も似ているのだなと,
改めて思いました.
前期の内容をちゃんと憶えていて
とてもよいですね.
人間も論理的,化学的に情報を伝達していることを
知り,工学を人体に(逆に人体の構造を工学に)生かすこと
が医学,高小角の進歩につながりそうに感じました.興奮性
と抑制性の伝達物質によってある種の定義域の様な
ものが決定したり,イオンチャネルは特定の物質のみを通したり
(イオンチャネルはどうやってフィルタをかけているのだろうか?イオンの大きさだけ
だとそのイオンより小さいイオンも通過させてしまうのでは?)細胞膜が
コンデンサの役割を果たしていたり,機械の様なふるまいだと思う.
機械も内部の電気的バランスが崩れ故障する様に,人間の
体はバランスが崩れたりしないのだろうか.
とても良いコメントと思います.
今回配布した資料も見てください.
とても楽しい授業でした.ありがとうございます.
イオンチャネルにはK+チャネルとNa+チャネルしかないのでしょうか?
それとも代表的に二つを取り上げただけなのでしょうか?
他にもありますが,これらの二つはまさに
代表的で重要な役割を果たしています.
10年くらい前の本に,ギャップジャンクションについてはまだよく分かっていな
いと書いてあった気がするんですが,本当ですか?
そのころの話としては本当です.
前回,軸索からの情報が次の細胞へ伝えられるとき,とちゅうで
電気的な信号から化学的なものに変わると聞いても「そうなんだ~」
ぐらいにしか思いませんでした.しかし今回,興奮性の物質を
受けると電位を上げて,抑制性のもので電位を下げるという
話を聞いて,01のられつの機械語から命令を対応づけている
演算装置みたいだなと思い興味がわきました.
そうですね.似ていると思います.
有髄神経と無髄神経では有髄神経にしかメリットがないように思えたのに無髄神経があるのが
少し不思議でした.すべてが有髄神経だと何か不都合があるのでしょうか?
コーティングするのに手間はかかりますね.
細胞膜にコンデンサがあることが驚きでした.神経と電気信号の関連は
講義を聴く前にも何となく知っていましたが,高校物理で習った装置
が脳内で働いているとは想像もつきませんでした.学ぶ意欲が湧きました.
あくまでもコンデンサのように働くということですよ.
コンデンサが中にあるわけではないです.
細胞膜の電気的性質のところでコンデンサとして働くと
あり,とても興味深かったです.まあコンデンサと聞いて
いやな記憶がよみがえりました.
なぜ「いやな記憶」ですか?
余計な話といったら失礼ですが,
池口先生の話は,どんな話でもために
なったり,興味がわく話が多いので
どんどん話しちゃってください.
了解しました.