2021年10月04日 第2回
本日はご講義ありがとうございます.
本日の講義では,神経細胞を研究する上で必要な4つのことがあり,
その中でも特に染色技術が大きな貢献をしたこと,神経系は神経細胞とグリア細胞があり,
グリア細胞は神経細胞の補助だけでなく情報処理に何らかの貢献をしていること,
ニューロンの基本構造について学びました.
四つと言ってはいないと思いますが,内容はあっていると思います.
神経細胞と神経系について基礎的な部分を学習した.
時系列解析よりもこっちの脳の話のほうが楽しそうと思ってきてしまった.
面白いですよ.神経科学に関連する時系列解析もあります.
ゴルジ染色法による部位の観測で同じ方法を用いたはずのゴルジとカハールが
それぞれ網状説とニューロン説という真逆とも言える説を唱えたという話は非常に興味深かったです.
神経構成では,神経細胞だけでなく小・大各種のグリア細胞が
ニューロンにくっついて助ける非常に重要な役割を果たしていることが分かりました.
シナプス前端末において,
空隙があ流がそこでは受け取った電気信号を一旦化学物質に変換して
もう1度電気信号に変換することで柔軟に信号変換できるという話では,
人間の身体の仕組みがこんなにも繊細に,上手くできていることに感動しました.
確かによくできていると思います.
各神経細胞の特徴などを理解することができた.
よろしいとおもいます.
無数の神経細胞による情報の送受信のためのネットワークが,
どのような構造をしているのか気になり,
調べてみるとスモールワールド性などの構造があることなどは知られているが,
未だ研究途中のようなので,新たな構造が見つかれば人工知能開発の大きな手助けになると思いました.
その通りです.良いコメントですね.
神経細胞について今までざっくりとした機能ごとの違いしか知らなかったので,
それぞれの細胞の名前と役割を学んだことはとても新鮮だった.
本も参照すると良いとおもいます.
ニューロン同士の結合が全部電気的だったら伝わり方が高速になるのでは,
ということをぼんやり考えていたのですけれども,
フィードフォワードなどの複雑な振る舞いがあることを考えると+の電位を-にするということや,
発火の制御をするなどに化学的な伝達が有用であることがなんとなくわかりました.
なんとなくですか...
ニューロンの個数は$10^{10}$個という事を知り,
1つ1つの行動や思考に対してニューロンが相互作用を及ぼしていると考えると,
改めて生物は不思議なものだなと感じました.
確かに不思議ですね.
脳を構成する細胞といえばニューロン,
という認識だったのでグリア細胞の話は興味深いと思いました.
脳梗塞などで損失した脳の機能回復にもグリア細胞が一役買っているのでしょうか.
染色技術の話を聞いて,
なんとなく胃のX線検査の時に硫酸バリウムを飲むのと考え方が似ているなと思いました
(自分はまだ経験したことがありませんが...)
グリア細胞についてはまだまだこれから明らかになることが多数あると思います.
バリウムは大変よ.昔に比べたら,とても楽になりましたが.
ニューロンの構造を学ぶことで,
パーセプトロン型の学習規則がニューロンを模していることがより実感できた.
また,ゴルジ染色によって神経細胞及び脳に関する研究が大幅に進んだことが説明されたが,
現在ではやはり別の方法で神経細胞が観察されているのかということが気になった.
今はさまざまな計測装置がありますね.
自分自身,免疫染色などされた脳切片を見て複雑に絡み合うニューロンの様子を観察するのが好きで,
染色自体を思いついたことは本当に偉業だと思っています.
ローマの休日など,私は好きです.
オードリー・ペップバーン主演の名作ですね.
アン王女の冒険です.
今日は神経細胞について神経系やグリア細胞,
そしてニューロンについて学習しました.
各々を構成する要素やその働きについて知れたので良かったです.
よろしいと思います.
理解したこと
神経細胞により,情報は伝達される.
神経細胞はニューロンと呼ばれ,ニューロンは入力を受け取り,
その情報を積分により処理し,そして出力する.
グリア細胞がこのニューロンの機能を補助している.
ニューロンは細胞体,樹状突起,軸索,シナプス前端末の4つの部位に分けることができ,
それぞれが,神経細胞の中心,入力の受け取り,出力の伝達を担っている.
ニューロンは様々な種類があるが,基本構成はどれも同じであり,
入力の受け取り,処理,出力が行われる.
不明だったこと(疑問点)
1つのニューロンは,どのくらいの数のニューロンとつながっているのか.(入力,出力共に)
不明点については,講義でコメントしました.
授業を通して神経細胞やグリア細胞の基本について復習することができました.
よろしいと思います.