2022年10月03日 第4回
今日の授業では主にシナプスの構造や細胞膜とチャネルについてと細胞膜両側のイオン濃度勾配と電気回路の関係について学んだ.
生物学的な部分や電気回路は既知であったが,細胞膜がコンデンサ,チャネルが抵抗に相当するというアナロジーが成立するという点が面白いと思った.
また,一方でそんな簡単な問題なのかという漠然とした疑念も生じた.
ところで,代表的な電気素子ではこの2つの他にインダクタもあるが,ニューロンにおいてインダクタに相当する構造は存在するのだろうかと疑問に思った.
おー,いいコメントですね.次回触れましょう.
今日の講義では,シナプスと細胞膜について学んだ.
細胞膜が選択的にイオンを出し入れしているということに興味を持った.
また,静止膜電位の発生については資料では電池と導線で描いてあったが,これと似たことが自分の体の中で起こっていると思うと不思議な感覚がした.
そうですね.確かに不思議な感じがしますね.
シナプスがカルシウムイオンやナトリウムイオンの移動によってできていることが分かった.
イオンチャネルが,大きいイオンであっても,特定のイオンのみを通すことが出来るのは驚いた.
イオンチャネルというのはうまく出来ていますね.
シナプスの働きについてわかりました.
高校で習った化学に似た内容が出てきて面白かったです.
確かに化学的なお話しですね.
今回の静止膜電位の話を聞いていて,高校の化学で浸透圧?を習ったのを思い出しました.
ちょっと似ていると思います.電気的なお話しですが...
GABAは胡散臭いなと思っていたんですが,本当にそうでした.
また,高校で習った物理,化学はとても重要だと思いました.
そうでしたか.知っていましたか.胡散臭いとまでは言いませんが...
先週コメントに書いたシナプスの伝達の論文です.
https://www.nature.com/articles/s41586-021-04125-7
細胞膜が実質的にコンデンサーと抵抗の働きをしていることに驚きました.
ありがとうございます.力学的という話ですね.
神経伝達物質に,興奮性,調整性,抑制性の3つあることについて理解できた.
また,神経細胞の膜の内外の表面にある電荷の薄い膜がキャパシタ(コンデンサ)として働くことに驚いた.
確かに面白いですが,現象として同様になるということですね.
なので,等価回路で考える意味があります.
本日の化学的シナプスにおいて神経伝達物質がありましたが, GABAというチョコレートを食べることで, 先生は抑制性の伝達物質を得られるわけではないとおっしゃっていましたが, 実際にGABAが140mg含まれていてもそれは関係ないのでしょうか. もしくはそもそも含まれていないのでしょうか.
140mgがどこから来たのかよく分からないですが,今回の話とは関係ないですね.
細胞膜は電気の特性を持ち,その現象が電気回路に似ているため理解しやすいと思いました.
しかし,細胞膜ではコンダクタンスが一定ではなく,時間と電位差によって変化する点で相違があるように,生体システムと工学分野の同異点を十分に理解しなければならないと感じました.
その通りです.良いところに気づいています.素晴らしい.
神経の情報伝達を,化学反応を用いて行っているところに驚きを感じました.
驚きです.確かに.
今回はシナプスや細胞膜について学んだ.
シナプスという言葉自体は今までに聞いたことがあったが,何のことかよくわからなかったので,今回の講義でどのようなものか知ることができてよかった.
脂質二重層とイオンチャネル,膜電位のところがとても興味深かった.
イオンやコンデンサ,電位,オームの法則など大学受験で習ったことが懐かしく感じた.
Na+とcl-のところの話は,浸透圧や電気分解(電池)の話を思い出した.
コンダクタンスが時間経過やVによって変化することに驚きで,物理学科の人はこういうのも解いてるのかなと感心した.
物理だけでなく電気工学科も同様だと思います.