2025年09月24日 第2回
前回の講義で思い出したサッカーをプレイ中のトップ選手の脳を解析したという内容を取り扱った番組は,
      ミラクルボディー:スペイン代表 世界最強の"天才脳"(NHK)
      (第2回 スペイン代表 世界最強の"天才脳" - NHKスペシャル - NHK)
      という2014年の番組でした.
      彼らは脳の思考をする部分(脳の前頭前野)よりも,
      「直感」が働く際に活動する大脳基底核をより活発に使っていたという研究であった.
      今回の講義で学んだ神経系の種類やニューロンの構造の中で印象的だったのは,
      ニューロンという脳の至る所にありそうな重要な神経細胞の形が,
      各地(各部位)で最適化された構造をしているのかと思いきや,
      どこにあっても均一な形状をしていたことである.
      いちいち構造を変形させるよりは,
      同一の規格で動かした方が効率が良くなるのだろうか,
      と考えたりした.
      
情報をありがとうございます.
神経細胞が単なる電気信号の伝達装置ではなく,
複雑な構造と多様な役割を持つ細胞であるという点が印象的だった.
また,
神経系がニューロンだけでなく,
その10倍以上存在するとされるグリア細胞によって構成されていて驚いた.
グリア細胞が単なるサポート役ではなく,
重要な役割を担っていることを学び,
神経系の複雑さや奥深さを改めて認識した.
そうですね,驚きですよね.
今回の講義では,
神経細胞とグリア細胞の構造について学んだ.
また,
それぞれの細胞が神経系で果たしている役割についても理解を深め,
ニューロン内における活動電位のおおよその大きさや速度などのスケール感についても学ぶことができた.
理解してくれたようで良かったと思います.
活動電位の形がほぼ一定というのは,
それこそコンピュータの01と同じように感じました.
temporal coding(時間符号化)の話で,
ラットの場所細胞の発火タイミングが場所によってずれる
位相コーディングを行っていると聞いたことがあります.
コンピュータであれば,
クロックという基本のリズムがあるので,
それを使ってコーディングができそうでしょうか.
面白い考えですね.次回触れましょう.
今日の授業では,
細胞やニューロン,
シナプスなどの今までは知らなかった体の仕組みを知ることができた.
理解できたようで良かったと思います.
本講義を通じてニューロンの基本構造を学ぶことができた.
その中で特に興味深いと感じたのは,
ニューロンがどのような情報を扱う場合でも,
活動電位の形状が常に同じであるという点である.
活動電位の形が同じであるということは,
情報の種類や部位によらず,
ニューロンが使うエネルギーが一回あたり一定であることを意味する.
それに対してコンピュータでは,
例えば生成AIによる検索がGoogle検索の10倍の電力を必要とするなど,
情報処理の内容によって消費エネルギーが大きく変動する.
(最近,これで問題になっているらしいです)
この比較を通じて,
人間の脳がどれほど効率的に情報を処理しているかを実感することができた.
そうなのです.効率的なのですよ.
「遅いのに賢い」脳は,
素子速度ではなく分散・冗長・学習のアーキテクチャで説明でき,
AI設計にもつながることが理解できた.
そうですね.つながるかも知れません.
今回は,
神経細胞の調査方法,
ニューロンとグリア細胞の大まかな違い,
またニューロンの基本構造などを理解した.
特に印象に残ったのは,
活動電位がどの部位での同じ波形の信号が届くということだ.
テンポラルコーティングであった場合,
様々な情報の伝達がテンポの変化だけで伝わるのか疑問に思った.
このテンポラルコーディングというのは,発火間隔で情報を符号化するということです.
今まで知らなかった脳の細かいことを知れて良かった.
お話ししたものは本当の初歩です.
膠という漢字が難しいと思いました.
脳や神経はすごく複雑そうで,
生物選択の人はすごいです.
確かに難しいかも.
今日の授業では1年生の頃から少し話をされていた,
ニューロンの話や活動電位の話を今まで細かく聞けて面白かった.
活動電位の話の際にはカオスの可能性もあるという話があり,
前期で学んだモデリング理論とのつながりを感じられ,
様々な分野でカオスがあることを実際に学べてよかった.
その通り,繋がっていますよ.
活動電位の形がどの場所でも同じであるにもかかわらず,
伝達情報に差異を持たせているということについてまだ詳しいことはわかっていないということを教わった.
パルスの数,
周波数などがその差異を成しているという仮説はあるらしい.
興味深いと思った.
また,
記憶の保持については,
ニューロン同士の接続が物理的に変化することによって実現されている.
コンピューターと違って,
常に変化する動的な仕組みで成り立っているのが面白い.
良いコメントですね.確かに動的です.
今日の授業では,
神経系の基本構成について学び,
ニューロンとグリア細胞の役割を理解しました.
特にニューロンの構造や各部位の機能を整理できたのが印象的でした.
理解してくれて良かったと思います.
本日の講義で,
活動電位の波形は情報の種類によらず同じ形であることを学んだ.
波形で情報を区別しないのは,
長い距離を信号が伝わる際に多少劣化しても問題ないようにするためなのかなと思った.
信号の波形が同じであるため,
情報の区別には,
発火の頻度やタイミング,
伝わる速さなどで,
情報の違いを区別していると思われるが,
実際はどうなのか気になる.
こちらも良いコメントですね.次回触れましょう.
神経細胞,グリア細胞,活動電位などについて学んだ.
活動電位についてだが,
どんな部位,どのような情報であっても形状が同じであることが意外だった.
とてもシンプルだ.
確かにそうですね.
今回の講義で神経細胞は2種類あることを理解した.
ニューロンはパソコンのように感じた.
パソコンのように?もう少し詳しく話してください.
神経細胞が情報に関する様々な処理を行っていることを理解した.
よろしいと思います.
軸索を流れる活動電位がどのような情報を持っていても
同じ形状であることがとても不思議だと思った.
電位は1,0で全か無であるなら信号の符号化には
モールス信号のような情報手段でも存在するのかと思った.
完全にデジタルということではないですね.
今回の講義では,
神経細胞の構造や機能,情報伝達の基本的な仕組みについて学んだ.
高校時代に生物を履修していなかったため,
新しく学ぶことも多かった.
また,
今までニューラルネットワークが人間の脳の構造を参考にして設計されているということは知っていたが,
具体的な理解していなかった.
そのため,
本講義を通じて,
その仕組みを今後学んでいけるのではないかと思い,
今後の授業が楽しみだと感じた.
     計算原理が違いますね.また,ハードウエア的にも全く異なるものなので,
     参考にはしていると思いますが,異なるものと考えて良いでしょう.
神経系がニューロンとグリア細胞から成り,
ニューロンの構造と情報伝達の仕組みを理解できた.
よろしいと思います.
本日の講義ではニューロンの神経細胞の基本構造について学んだ.
ニューロンで行われていることが実際に人工知能の仕組みなどに応用されていることが興味深かった.
考え方を導入はしていますが,簡単化しているということも大切なところです.
脳の神経構造が不明確だった時代から比べると,
現在は細胞の数やニューロンの形態まで詳細に解明されており,
その進展には驚かされた.
また,
活動電位の波形が刺激や状況にかかわらず常に一定であるという事実にも強い印象を受けた.
情報は波形そのものではなく発火の間隔や頻度によって区別されているのではないかと考えると,
神経の仕組みの奥深さを改めて感じた.
確かに奥深いのですよ.
神経系はニューロンとグリア細胞から成り,
入力,積分,伝送,出力という基本構造を持つニューロンが,
電気信号である活動電位を伝えることを学んだ.
この生体システムがニューラルネットワークのモデルになっていることについて面白く感じた.
モデルにはなっていますね.
薬物の脳への影響の話等で血液脳関門というものを見,
脳の入口の血管にフィルタのようなものがあるのかと思っていました.
今回,
グリア細胞の役割の一つとして血液脳関門が挙げられており,
関門の正体を知り,
またグリア細胞の重要性についても理解できました.
脳にせよコンピュータにせよ,
ニューロンやグリア細胞,
あるいはトランジスタといった比較的単純な素子の組み合わせにより,
高度な情報処理や思考などが実現されているのは不思議で,
かつ非常に魅力的だと感じました.
     そうですね.共にこれらの素子は共に単純と言ってよいかどうか,
     議論があると思います.
"The gain in brain is mainly in the stain." という言葉が示すように,
脳細胞を調べる際には染色が重要であることを理解した.
また,
ニューロンの基本構造について学び,
扱う情報の種類にかかわらず形状が共通している点が非常に興味深いと感じた.
理解してくれたと思います.
新しく学習するときはシナプスのつながりを作り,
復習することははシナプスのつながりを強化するという認識で理解をしました.
ローマの休日とmy fair ladyはまだ見たことがないので今度見てみます.
強化だけでなく減弱もあります.
活動電位の波形がどの部分でも,
どのような情報を扱ったとしても形状は同じであることにはとても驚いたとともに疑問にも思った.
この謎はまだ解明されていないものの波形の間隔によって
情報を区別できているのではないかという考えも話されておりすごく奥が深いなと感じた.
確かにその通りです.深いです.
本日は神経系が2種類の細胞から構成されていることを学んだ.
ニュートンという言葉には馴染みがあったが,
グリアという言葉は初めて聞いたかもしれない.
これからも脳について勉強していきたい.
ニューロンですね.
神経細胞の名称や役割について理解した.
情報の伝達の際の電圧が一定であり,
どのように符号化してるか未だに解明されていないのは,
とてもワクワクした.
そうなのです.どのようになるのか不思議ですね.
神経系の構造をある程度理解することができた.
The rain in Spain stays mainly in the plain.
という美しい韻を踏んだ歌詞を
The gain in brain is mainly in the stain.
としてきれいにオマージュしたことに感動した.
確かに感動ですね.
神経系は脊髄や大脳半球などから成り,
運動や感覚,自律機能を担うことを学んだ.
ニューロンは細胞体・樹状突起・軸索からなり,
情報を入力から出力まで伝える役割を持つ.
有髄神経ではミエリン鞘により信号が速く伝わる点が印象的でした.
一方で,
神経伝達物質の統合や静止膜電位の計算は理解が難しく,
脳が並列的に情報を処理する仕組みをさらに学びたいと感じた.
ぜひ学んでください.
神経細胞には種類があり,
その構造にもそれぞれ役割があることを知った.
情報を出力する軸索は剥き出しではなく,
ミエリン鞘で覆われていることを知り,
よくできているなと感心した.
また,
軸索の扱っている情報の形状が同じであるのならどう区別するのか詳しく気になった.
軸索の扱っている情報というのは活動電位のことでしょうか.
難しい言葉が多く覚えるのが大変だと思った.
とても関係ないのですがフランス語はどのように学ばれたのでしょうか.
今日もそんなに難しかったですか.あと,今日はフランス語は出ていないと思いますが...
脳の活動電位の形状が同じになるのが非常に興味深かった.
また,
その動作速度がコンピュータと比べて遅いにもかかわらず,
何気ない生活の中での複雑の処理を常に行っていると考えると,
脳はすごいと感じた.
すごいです.確かに.
高校の生物の授業で扱ったが,
情報に関して詳しく説明されなかったので,
興味深かった.
神経細胞は再生することはないと,
自身も昔何かの本で読んだ気がするので,
最新の情報が気になった.
色々と調べてみましょう.