卒業後の進路について

これまでの池口研究室OB・OGの主要な進路は下表の通りです． 学部卒業，修士修了，博士修了者ともに就職率100%です．

研究が面白いと感じた方は修士課程への進学を考えるのも良いでしょう． 実力をさらに伸ばして，社会に羽ばたきましょう． 就職にも有利です． また，研究が楽しい，研究をもっと続けてみたいと考えている人には，博士課程への進学をお勧めです． 池口研究室では，これまでに博士後期課程を5名が修了しています (2011年度末予定)． 池口研究室の特徴の一つが，博士課程に進学する日本人大学院生が多いことです． ほぼ毎年，博士課程に進学しており，2012年度は1名が在籍します．

大学院の修士課程を1年あるいは1年半で早期修了して，博士課程に進学することも可能です． 池口研究室では，2006年度に松浦隆文君が早期修了し，博士課程に進学しました． また，2007年度は加藤秀行君が，そして2008年度は島田裕君が，修士課程を1年間で修了し博士課程に進学しました．

博士課程まで進むと就職はどうなるの？ ということも耳にします． 心配は全く無用です! 現在まで，池口研究室での博士課程修了者の就職率は100%です． そして，全員が研究職 (大学教員，博士研究員) として活躍しています．

池口研究室の例を見てみましょう． 2006年度修了の保坂亮介博士は， 独立行政法人科学技術振興機構ERATO合原複雑数理モデルプロジェクトの研究員として就職し， 理化学研究所の研究員を経て， 現在，福岡大学 理学部 応用数学科の助教として働いています． 2007年度修了の木村貴幸博士は， 2008年4月から香港理工大學工程學院電子及資訊工程學系の Michael Tse 教授の研究室に博士研究員として就職しました． 長崎大学 工学部 電気電子工学科 助教を経て， 2011年4月からは，日本工業大学 工学部 電気電子システム工学科に助教として勤務しています． 2010年3月に博士課程を修了した松浦隆文博士も， 2010年4月より東京理科大学工学部第一部経営工学科の助教として 勤務しています． 2011年3月に博士課程を修了した加藤秀行博士は， 2011年4月から日本学術振興会の特別研究員として， バレアレス諸島大学のクラウディオ・ミラッソ教授の研究室にて博士研究員として 研究を続けています． また，今年度，博士課程を修了する島田裕君は， 2012年4月から博士研究員として， 東京大学生産技術研究所の最先端数理モデル連携研究センターに勤務予定です．

博士課程に進学すると，あるいは，博士課程に進学することが決まれば， 日本学術振興会の特別研究員に応募することができます． 特別研究員に採用されると，20万円/月+研究費150万円/年が支給されます． 池口研究室では，平成20年度から，松浦隆文君が特別研究員(DC2)に採用されました． 平成22年4月からは，加藤秀行君，島田裕君が特別研究員(DC2)に採用されることになりました． また，平成24年4月からは， 黒田佳織さんが採用されることが決定しています．

2012年度池口研究室構成メンバー

さて，ここまで読んできていただいて， 池口研究室での研究内容がどのようなものか， 池口研究室に所属するとどんな生活が待っているか，お分かりいただけたでしょうか． ここで，2012年度の池口研究室に在籍メンバーを紹介します． 2011年度からは，ニューイケメンとして，藤原寛太郎先生が池口研究室に助教として加わりました． 新年度からは，このメンバーで一年間を過ごすことになります． 楽しみながら研究を進め，共に進化変幻していきましょう．