平成15年度以前入学者向け 応用解析学及び演習 サポートページ

担当 : 池口 徹 (大学院 理工学研究科 情報数理科学専攻 助教授)

TA :
保坂 亮介 (大学院 理工学研究科 情報数理科学専攻 D3)

時間 : 前期，金曜日，5・6，7・8限＠工学部12番教室

前期履修の「情報数学入門」の講義 (及び演習) にて学んだ解析学に関する内容を受けて， 本講義では

• 平面内のベクトル値関数とその微積分
• 空間内のベクトル値関数とその微積分
• 多変数関数の微分
• 多変数関数の積分

また，応用解析学演習のみならず， 情報数学入門， 応用線形代数などの講義と密接に関連させながら講義を 進めていく予定です．

本講義では，1 変数関数に関する微分積分の 知識などを前提としますが， 1変数関数 (そして，2変数関数も!) の微分に関する内容は， 重原 孝臣 教授 担当の 情報数学入門 において既に講義されています．

• 宿題，演習，中間試験，期末試験を総合して評価する予定です．
• 出席点は評価に入れませんが， 出席は単位取得のための必要条件です．
• 宿題を適宜与えますが，宿題提出を含め， 予習・復習を行わない者， 講義・演習に積極的に参加しない者には単位を与えません．
• 評価は応用解析学演習と併せて行います．
• 中間試験，期末試験の問題は， 指定教科書の演習問題から出題します．
• 以下の予定表には次週の予定を必ずあげておきます． 必ず予習してください．
• 教科書の第9章〜第13章を用います．
• 高校で学んだ数学の復習も一部含まれる第 9 章から始めますが， 簡単だからと行ってバカにしているとすぐに理解できなくなると思います．
• 教科書は英語ですが， 「英文が分からない」などという逃げ道は一切許しません．

• 教科書:
  
  • Ross L. Finney, Maurice D. Weir and Frank R. Giordano: Thomas' Calculus, Tenth Edition, Addison-Wesley, 2001 (ISBN 0-201-71020-X) の第9章から第12章を使用します．
    
• 参考書:
  
  1. 小松勇作 編，数学 英和・和英辞典，共立出版．
     
  2. 藤澤皖，高橋伯也， 英和 数学学習基本用語辞典 海外子女・留学生必携， アルク．
  3. 上記教科書の副読本．
  4. 応用解析学演習指定の参考書．

• 4月15日 (第01週): イントロダクション 第9章 (9.1, 9.2)， 演習， 宿題 を出しました．
  
• 4月22日 (第02週): 第9章 (9.3, 9.5)，演習， 宿題 を出しました．
  
• 5月06日 (第03週): 第9章 (9.6)， 第10章 (10.1, 10.2)，演習，
  
• 5月13日 (第04週): 第10章 (10.3, 10.5)，演習，
  
• 5月20日 (第05週): 第11章 (11.1, 11.2)，演習，
  
• 5月27日 (第06週): 中間試験
  
• 6月03日 (第07週): 第11章 (11.3, 11.4)，演習，
  
• 6月10日 (第08週): 第11章 (11.5, 11.7)，演習，
  
• 6月17日 (第09週): 第11章 (11.8, 11.7)，演習，
  
• 6月24日 (第10週): 第11章 (11.6, 11.10)，演習，
  
• 7月01日 (第11週): 中間試験(予定)
  
• 7月08日 (第12週): 第12章 (12.1, 12.2)，演習，
  
• 7月15日 (第13週): 第12章 (12.3, 12.6)，演習，
  
• 7月22日 (第14週): 第12章 (12.4, 12.5)，演習，
  
• 7月29日 (第14週): 第12章 (12.7)，演習，
  
• 8月05日 (第15週): 期末試験 (予定)
  

1. 2005年度応用解析学・演習 (前期，再履修者対象)の授業評価
   1. 講義の結果はこちら
   2. 演習の結果はこちら
2. 2004年度応用解析学・演習の授業評価結果
   1. 講義の結果はこちら
   2. 演習の結果はこちら
3. 2003年度応用解析学の授業評価結果
   1. 結果はこちら

1. 情報数学入門 (担当: 重原 孝臣 教授 )
2. 応用線形代数 (担当: 久野 義徳 教授 )
3. 非線形システム概論 (情報システム工学科B3対象， 担当: 池口 徹)